甲子園出場を果たせなかった元高校球児の夢の実現を目指す、大人の甲子園大会、「マスターズ甲子園2004・第1回記念大会」が、平成16年11月28日(日)に阪神甲子園球場で開幕しました。
「マスターズ甲子園」は、全国の高校野球OB/OGが、性別、世代、甲子園出場・非出場、元プロ・アマチュア等のキャリアの壁を越えて出身校別に同窓会チームを結成し、全員共通の憧れであり野球の原点でもあった「甲子園球場」で白球を追いかける夢の舞台を目指そうとするものです。第1回記念大会は野球界が大きく揺れ動いた2004年にプレーボールとなりましたが、今後は日本の「フィールド・オブ・ドリームス」として全国200万人と推計される元高校球児のハートを再燃させ、全国各地のOB/OG野球チームの始動と生涯スポーツとしての野球文化の発展、さらには活力ある熟年(マスターズ)文化に寄与していくことを目指しています。
 第1回記念大会では、OB/OG野球の先進地域の紹介と、できるだけ多くの元高校球児や関係者の方々に憧れの球場を体感して頂くため、千葉県、山口県、愛媛県、熊本県の各地区予選大会(総勢82校)による選抜・優勝校同士の「選抜記念試合」、全国から応募・抽選されたチームによる「抽選特別試合」や「甲子園シートノック」、そして高校野球OB/OGパートナーとの「甲子園キャッチボール」を企画しました。これらのプログラムに31都府県の132校から、最高齢は75才から最年少19才まで、総勢379人が参加しました。当日は試合出場プレーヤーの熱闘もさることながら、マスターズプレーヤーの円熟味あふれる「熟闘」試合、高校野球時代の懐かしさが漂うシートノック、かつてのチームメートや他校のライバル、兄弟、親子などの夢のペア参加によるキャッチボールによって感動と興奮が甲子園球場全体を包みました。また過去に高校野球甲子園大会へ参加したプラカード係、司会・アナウンサー、合唱団等のOBやOGが開閉会式をサポートし、スタンドでは各出場校の卒業生が応援を行い、グラウンド上と同様、世代を超えた甲子園同窓会が繰り広げられました。 
 本大会は継続開催を目指し、「甲子園」というかつての夢舞台の復活によって全国の元球児にアピールし、OB/OG野球の発展、さらには高校生を含めたユース野球へのエールを送るイベントとしても発信していく予定です。継続的開催を目指して、大会前日27日には、全国200万人と推計される元高校球児の組織化を目指す全国高校野球OBクラブ連合が第1回大会参加校を中心に発足しましたが、今後はこの母体を中心に「甲子園」出場に向けてさらに多くの地方大会が開催され、全国的にOB/OG野球文化が開花していくことを願っています。
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